狗巻棘(いぬまきとげ)

言葉に呪力を込め放つ呪言師の末裔であり、語彙をおにぎりの具だけに絞っています。そんな謎の多い狗巻棘のプロフィールや人間関係、強さなどを紹介します。

プロフィール

名前 狗巻棘
職業 呪術師
所属 東京都立呪術専門高等学校二年
等級 準一級呪術師
性別
年齢 17歳
身長/体重 170cm弱/不明
生年月日 10月23日
出身 不明
星座 天秤座or蠍座
好きなおにぎりの具 ツナマヨ
嫌いな食べ物 魚卵
趣味 YouTube、悪ノリ
cv 内山昂輝

交友関係

五条悟(ごじょうさとる)

呪術高専の一年生の時の担任の先生と生徒の関係です。乙骨憂太がピンチの時に狗巻棘に助けに行かせるなど腕前をかっていて、信頼しています。

パンダ

呪術高専の同級生で、巻棘の言葉を理解する者の一人です。一緒に悪ノリをしたり、禪院真希をからかったりと普通の男子高校生の様に仲が良い二人です。

禪院真希(ぜんいんまき)

呪術高専の同級生です。おにぎりの具しか語彙がない狗巻棘と意思疎通がとれるなど、お互いに仲が良く信頼関係が築けています。

乙骨憂太(おっこつゆうた)

呪術高専の同級生です。狗巻棘は生まれた時から呪言が使え、呪うつもりのない人を誤って呪ってしまっていた過去をもちます。

そんな過去を特級呪霊に取り憑かれた乙骨憂太と重ねてしまい、乙骨憂太のことを入学当初からかなり気にかけていました。

共に準一級呪霊を祓ってから二人の仲はさらに縮まり、今では親友と言えるほどの仲の良さです。

家族関係

狗巻家は代々呪言師の家系で、狗巻棘は狗巻家の末裔です。

また、狗巻家は呪術界の中でもかなりアウトローな家系だと作中で語られています。

その他の家族構成に関することは一切語られておらず、まだまだわからない事が多いです。

狗巻棘の性格はミステリアス!

おにぎりの具しか語彙がないところや、表情の変化があまりないことからミステリアスな雰囲気を持っています。

しかし、特級呪霊に取り憑かれた乙骨憂太を心配していたり、ピンチの仲間を助けるため喉を潰しながらも呪言を発動させたりとかなり心優しく頼れる存在です。

後輩たちからも慕われていて、信頼に値する先輩と言われています。

狗巻棘の能力

能力:呪言術式

言霊に呪力を乗せて相手を呪う、狗巻家相伝の高等術式。言葉通りの強制行動を相手にとらせることができる強力な術式です。

強力な術式のため反動は大きく、最悪の場合その呪いが自分に返ってくることもあります。

言霊を使いすぎると喉に負担がかかるため、いつも喉スプレーを持ち歩いています。

この術式は音に呪力を乗せるため、耳から脳にかけて呪力で守られると効果が全くありません。

そのため呪言は術師相手には向いておらず、呪霊に特化した術師と言えます。

能力:呪言「動くな」

相手の動きを封じるための呪言です。特級呪霊の花御に使用した際は、足止め程度の効果しかありませんでした。

しかし、渋谷事変では大量の改造人間の動きを封じ込めています。

能力:呪言「止まれ」

相手の動きを止める呪言。「動くな」の呪言と似ていますが、「止まれ」は敵の出した物体も止めることができます。

特級呪霊の花御が繰り出した遠距離攻撃を「とまれ」の呪言で止めています。

能力:呪言「眠れ」

相手を眠りにつかせる呪言です。携帯電話の通話で三輪霞に対し使用しました。

携帯電話ごしでも、呪言の効果があることが分かります。

能力:呪力「戻れ」

伏黒恵の玉犬に対して使用した呪言です。人間や呪霊だけでなく、式神にも効果があることが分かります。

能力:呪言「逃げろ」

味方を逃すために使用した呪言です。伏黒恵と加茂憲紀を特級呪霊の花御から逃すために使いました。

味方にも呪言をかけられるため、汎用性の高さがある術式と言えます。

能力:呪言「爆(は)ぜろ」

相手の体を爆発させ、粉々にする呪言です。使用後は喉を潰してしまうほどの反動がある。ハイリスク、ハイリターンな呪言と言える。

能力:呪言「捻(ねじ)れろ」

相手の体を絞るように捻る呪言です。準一級呪霊相手に使用し、片腕を捻り粉砕している。強力な呪言のため反動があります。

能力:呪言「潰れろ」

相手の体に圧力をかけ、言葉通りに潰す呪言です。準一級呪霊をペシャンコにするほどの威力があります。

能力:呪言「堕(お)ちろ」

相手を大きな穴に堕とす呪言です。夏油傑に対し使用して、全くダメージを与えられませんでした。

格上の相手だったためダメージがなかっただけであり、本来はかなり強力な呪言です。

能力:呪言「ぶっとべ」

相手をぶっとばす呪言です。特級呪霊の花御を吹き飛ばすほどの強力な呪言です。

能力:呪言「死ね」

相手の命を奪う呪言です。呪術廻戦0巻で乙骨憂太がコピーした呪言。夏油傑が出した呪霊を一掃する強力な呪言です。

会話(具の種類)

しゃけ

狗巻棘が発言するおにぎりの具で一番回数が多いのがこのしゃけです。

会話:おかか

しゃけに続いて次に発言する回数が多いのがおかかです。

会話:ツナマヨ・こんぶ

ツナマヨとこんぶについては意味を予想できるほど発言されたシチュエーションが同じではないため、まだまだわからないことが多いです。

会話:明太子

祓う対象が低級の呪霊であると仲間に教えてもらった時や、パンダとともに夏油傑の元へ向かう時などに発言しています。

これらのことから、気合を入れるときに発言していると予想できます。

会話:高菜

戦闘中の仲間の元に駆け寄る時や、戦闘後に目を覚ました仲間に対して発言していました。

そのため、心配の意味と予想する事ができます。

しかし、特級呪霊の花御に対して呪言を放つ前にも発言していることから、まだまだ分からないことが多いです。

会話:すじこ

乙骨憂太と禪院真希の稽古を見ているときや、夏油傑が目の前に現れたときに発言していました。

そのため、少し驚いた時に使われると考えられます。

しかし、盗塁をしようとする時や、「甘やかすだけが優しさかね」と言われた時にもすじこと、発言していることからまだまだ分からないことが多いです。

会話:いくら

夏油傑との戦闘で喉を負傷してしまった狗巻棘に対してパンダが「大丈夫か」と問いかけた際にいくらと発言しています。

そのいくらに対してのパンダの返答は「ああ、まずは真希」と答えています。

これらのことから、いくらの意味はそれよりものような接続詞的な役割があり、話題などを変えるときに発言されると予想できます。

しかし、いくらは作中での発言回数が少なく、まだまだ分からない事が多いです。

会話:ツナ

ツナマヨとは違うシチュエーションで発言しているため、ツナマヨとツナは別の意味があると予想されます。

乙骨憂太が藤原道真の子孫であると知った時や、伏黒恵が自分の影に指を入れているのを見た時などに発言しています。

これらのことから、驚いた時や少し引いてしまったときなどに発言していると予想されます。

狗巻棘の強さ

呪術高専二年生にして、準一級の実力の持ち主であり、術式は狗巻家相伝の呪言です。

呪言は声が届く距離で、呪力によるガードがなければ相手に命令を強制できる強力な術式だが、強力なだけに制限や反動も多いです。

より強力な命令をより強力な敵に放つほど多くの呪力を消費し、大きな反動が返ってきます。

最悪の場合呪いそのものが狗巻自身に跳ね返ってくることもあります。

また、呪術師に対しては耳から脳を呪力で守られてたり、耳栓をされたりすると全く効果を発揮しません。

そのため対呪霊に特化した強さと言えます。

狗巻棘の名シーン・名場面

東京校と京都校との姉妹校交流会の団体戦で呪霊狩りを任され、単独行動をしていた狗巻棘は突然現れた特級呪霊の花御と遭遇してしまいます。

花御から逃げている最中に加茂憲紀と伏黒恵と合流する。合流した三人は狗巻の呪言で花御の動きを止め、加茂と伏黒で攻撃し、距離をとりつつ帳の外を目指す作戦を立て実行します。

しかし、その作戦も狗巻の喉に限界が来てしまい長くは続きませんでした。狗巻が花御の動きを止めれなかったため加茂が瀕死の状態になってしまいます。

狗巻は一人で花御に立ち向かおうとする伏黒の肩をポンと叩き、伏黒に「高菜」とだけ言って花御に立ち向かっていきます。

狗巻は喉が潰れているぼろぼろの状態で「ぶっとべ」と呪言を放ち花御を吹き飛ばした。その後血を吐きながらその場に膝から崩れ落ちてしまいました。

仲間を守るために最後の力を振り絞り、呪言で花御を吹き飛ばした狗巻の勇敢な姿はまさに名シーンと言えます。