虎杖悠仁(いたどりゆうじ)

プロフィール

名前 虎杖悠仁
職業 呪術師
所属 東京都立呪術高等専門学校一年
性別
年齢 15歳
身長 173cm
体重 80kg以上(体脂肪率1桁台)
生年月日 2003年3月20日
血液型 不明
ニックネーム 虎杖、虎杖くん、悠仁、マイブラザー、西中の虎
出身 宮城県仙台市
苦手なこと 理系科目
星座 魚座
好きな食べ物 麺類、丼もの
嫌いな食べ物 なし
趣味 テレビ鑑賞、カラオケ、モノマネ
好きな女性のタイプ ジェニファー・ローレンス ケツとタッパがデカい女性
cv 榎木淳弥

交友関係

伏黒恵

オカルト研究会が保存していた特級呪物「両面宿儺の指」を回収するために、杉沢第三高校へと訪れる。

その際に、杉沢第三高校一年の虎杖悠仁と出会う。呪霊との戦闘で負傷したところを、虎杖悠仁にサポートされる。

特級呪物の一件もあり、伏黒と同じ、東京都立呪術高等専門学校の2人目の一年生として、入学する。

呪術廻戦の伏黒恵

釘崎野薔薇

虎杖と同じ、東京都立呪術高等専門学校の3人目の一年生。

負けん気が強く、初登場の際には虎杖に対して、威嚇をしていた。

仲間思いの優しい性格で、両面宿儺によって心臓を取り除かれて、死んだと思われていた虎杖が戻って来た際には、涙を流した。

呪術廻戦の釘崎野薔薇

五条悟

東京都立呪術高等専門学校の教師で、一年生の学級担任。

両面宿儺の指を受肉したが、自身の力で体の制御が出来ることから、上層部の「すぐに死刑」という判断を曲げて、「宿儺の器」として「指を全て受肉させるまで待つ」という判断に変えた。

今まで、宿儺の器として、自我を保てた人間はいないことから、「千年生まれてこなかった逸材」と評価して、虎杖の成長に、かなりの期待をもっている。

呪術師になった経緯

虎杖悠仁は、宮城県仙台市の杉沢第三校高に通う、1年生。人並外れた、超人的な身体能力を有していながら、所属していた部活はオカルト研究会。

その理由は運動部に所属すると、肺がんで入院中の祖父のお見舞いに行けなくなってしまうため。

その祖父は虎杖悠仁に「オマエは強いから人を助けろ」と言葉を遺し、他界した。その夜病院で、祖父が亡くなった手続きをしているところに、呪術高専の伏黒と名乗る男が現れ、オカルト研究会の先輩が所有している特急呪物の危険性と呪いについて説明される。

虎杖悠仁は、呪いについていまいちピンときておらず、先輩達がいる学校へ助けに向かっている最中も半信半疑だったが、学校についた瞬間に禍々しい圧を感じ、恐怖を抑えられなくなってしまう。

その時に祖父からの「オマエは強いから人を助けろ」という言葉を思い出し、先輩たちを助けに向かう決心がつく。

持ち前の身体能力で呪霊と交戦するも、呪霊は呪力でしか祓えない、呪霊はより強い呪力を得るために特急呪物を狙っているということを伏黒から教えられる。

虎杖悠仁は、オカルト研究会の先輩たちや、瀕死の伏黒を助けるのに必要な呪力を得るために特急呪物の両面宿儺の指を飲み込む。

両面宿儺の指を飲み込んだ虎杖悠仁は一時的に体を両面宿儺に乗っ取られ、呪霊を払うことに成功するも、その後に現れた五条悟によって気絶させられ、拉致、監禁される。

そこで、自分が両面宿儺の指を取り込んだことで秘匿死刑が決定したことを知らされると同時に、五条悟の説得によりその死刑に執行猶予がついたことを知る。

その執行猶予は、全部で20本の両面宿儺の指を全て取り込むまでで、自分がすべての指を取り込むことで一人でも多くの人が救われるならと、呪術高専に入学し呪術師になることを決意する。

性格

とても明るく、素直で、ノリがよく、人懐っこい性格。誰にでもフレンドリーに接することができるため、少し変わった性格の登場人物とも、すぐに打ち解けることができる。

呪術高専の先輩などからも「善人」「呪術師には珍しい根明」と言われている。また、趣味のテレビ鑑賞で見た人物などのモノマネを披露するなど、ひょうきんものっぽいところもある。

さらに、両面宿儺の指を躊躇なく飲み込んだことから、後先を考えない破天荒さももっている。その破天荒さとは裏腹に、肺ガンで入院している祖父のお見舞いを毎日欠かさないまめな性格と家族想いという一面ももっている。

仲間がピンチの時は必ず助けに向かい、極悪非道な呪霊に対しては怒りを向け、誰からでも頼りにされる虎杖悠仁はまさに、ジャンプマンガの主人公的な性格と言えるだろう。

家族関係

祖父:虎杖倭助

虎杖悠仁の実の祖父。1話で登場し、その時点で肺がんで寝たきりの状態。

自分の死期を悟り、虎杖悠仁に悠仁の両親のことについて話そうとするが、興味がないと言われしまった。その後、悠仁に「お前は強いから、人を助けろ。」「手の届く範囲でいい、救えるやつは救っとけ。迷っても感謝されなくても、とにかく助けてやれ。」「お前は大勢に囲まれて死ね。俺みたいになるなよ。」と遺言を遺し、息を引き取った。

父親:虎杖仁

虎杖悠仁の実の父で、故人。メガネをかけ、知的な見た目の男性。悠仁は仁の記憶がとても曖昧な状態。

母親:虎杖香織

虎杖悠仁の母で、仁との間に子供ができずに亡くなったとされている。

能力:身体能力

虎杖悠仁は、校舎の4階から校内に侵入したり、50m走が3秒代だったり、砲丸投げで30m弱を記録したりと、呪術師になる前から超人的な身体能力を持っています。

また、同学年の伏黒恵が「東京校と京都校の全員が呪力なしで戦ったら虎杖が勝つ」と断言しており、京都校の一級呪術師の東堂葵からも「素の実力は自分より上」と評価されている。ただ、なぜこのような超人的な身体能力を持っているのかは明らかになっていない。

能力:両面宿儺の器

虎杖悠仁は特級呪物である、両面宿儺の指を飲み込み、その身に受肉した両面宿儺を押さえ込み、自我を保ちつつ、呪力を得たことで、両面宿儺の器としての能力があることに気付く。

通常、特級呪物は猛毒であり、取り込むことは常人ではまず不可能と言われている。両面宿儺が受肉したことにより、ありとあらゆる毒や呪いの類に耐性ができ、両面宿儺の気分次第では、無くなった体の一部の再生も可能になった。

危険かつ、稀な能力のため呪術高専上層部の人間により死刑が決定してしまうが、呪術高専担任の五条悟の説得により、方々に散らばった両面宿儺の指20本全て取り込んでから死刑という執行猶予のような形になった。

祖父の遺言の影響により、死刑には納得していないが、全ての両面宿儺の指を取り込むことを承諾し、呪術高専に入学した。五条悟は虎杖悠仁のこの能力について「1000年生まれてこなかった逸材」と評価している。両面宿儺の指を取り込み呪力を得て、呪力を使った様々な技を習得していっている。

技:逕庭拳

逕庭拳は、1度の攻撃で2度のインパクトを生む、虎杖悠仁の必殺技。通常は、攻撃と呪力は同時に相手に到達し、ダメージを与えるが、虎杖悠仁の場合は並外れた身体能力なので、通常攻撃が早すぎて呪力が遅れて到達するため、2度のインパクトを生む。

一級呪術師の七海建人や呪術高専担任の五条悟からは、「やられる方は相当嫌」「これは大きな武器になる」と評されている。

ただ、京都校の東堂葵には「特級呪霊相手には通用しない」と言われており、その後東堂葵と黒閃の発動に向け、鍛錬を積む。

逕庭拳は狙って出すことは難しく、呪力操作にあまり慣れていない虎杖悠仁だからこそ繰り出せる、必殺技の1つとなっている。黒閃成功以降は使えなくなったが、後の脹相との戦いで腕に傷を負ってしまい、そのことが理由で通常の打撃と逕庭拳の使い分けができるようになった。

技:黒閃

黒閃は、打撃と呪力の衝突の誤差が0.000001以内になったときに生じる、黒い空間の歪み。その破壊力は、通常打撃の2.5乗にも及ぶ。

交流会にて、知り合った京都校の東堂葵との特訓の末に、1度発動に成功し、その後特訓を続け、4回連続成功をしてみせた。

4回連続成功できたのは、虎杖悠仁の飲み込みの速さや、集中力があったからこそで、本来黒閃を狙って出せる呪術師はいない。

また、黒閃を1度経験することで、呪力の核心へと近づくことができ、自然と呪力操作が容易になったり、発動者に進化を促す場合もある。注意点として、黒閃は厳密には技の名前ではなく、技を繰り出した時に起こる現象のことをいう。

技:卍蹴り

膝抜きという古武術の技術を用いて、倒れるように相手の足元に瞬時に移動し、その勢いを利用した蹴りを喰らわす躰道の技の一種。ただ、虎杖悠仁が躰道を経験したことがあるわけではなく、たまたまその時一番良い行動を取ったら卍蹴りになっていたというだけである。

名言・格言

  • 生き様で後悔はしたくない
  • 爺ちゃんは正しく死ねたと思うよ
  • 自分の(テメエの)死に様は もう決まってんだわ
  • 死ぬのは怖い。怖かったかな?全然そんな感じしなかったけど。泣いたのは、怖かったからじゃない。少し寂しかったんだ。爺ちゃんの死と、今目の前の死、何が違う?
  • せめて頼れよ 友達だろ
  • 一度人を殺したら「殺す」っていう選択肢が俺の生活に入り込むと思うんだ 命の価値が曖昧になって 大切な人の価値まで分からなくなるのが俺は怖い
  • それでも俺が殺した命の中に涙はあったんだなって…それだけ
  • 人は死ぬ それは仕方ない ならせめて正しくしんでほしい そう思ってたんだ
  • 正しい死に様なんて分かりゃしない、ならせめて分かるまで、アイツを殺すまでもう俺は負けない
  • ごめんナナミン 楽になろうとした 罪すらも 逃げる言い訳にした 俺 ナナミンの分までちゃんと苦しむよ
  • 俺達は、全身全霊で世界に存在している。当たり前すぎて、皆忘れてしまったことだ
  • 錆び付くまで呪いを殺し続ける それがこの戦いの俺の役割なんだ
  • 寂しがりなんでね いっぱい人を助けて 俺が死ぬ時大勢に看取ってほしいんスよ